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【PASH!+が開発現場を直撃取材! 第3弾】『一番くじセレクション 家庭教師ヒットマンREBORN! ~ふにゃんとぬい~』制作に迫る!

2016.11.11 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

ファン待望の『家庭教師ヒットマンREBORN!』最新グッズは、2016年冬開催の『ジャンプフェスタ2017』で♪

©天野明/集英社・テレビ東京・リボーン製作委員会

 PASH! PLUSが開発現場を直撃する新企画から、バンプレストさん特集の第3弾となる最終回では、『一番くじセレクション 家庭教師ヒットマンREBORN! ~ふにゃんとぬい~』の開発過程を取材しました。
 根強い人気を誇る『家庭教師ヒットマンREBORN!』が、新たに登場するバンプレスト新ブランド『ふにゃんとぬい』シリーズとコラボレーション! 真ん中でくたっと折れる仕様は、これまでにない新しいデザインとなっています。その開発現場にはどんな裏話があったのか、熱い『REBORN!』愛を持ち、1つの夢を叶えた開発チームのTさんより、興味深いお話を聴くことができました♪

ファンのみなさんの“作品愛”が
商品化を大きく動かしました

――まずは今回の『一番くじセレクション 家庭教師ヒットマンREBORN! ~ふにゃんとぬい~』が制作されることになった経緯について、お聞かせください。

 まずきっかけになったのは、2015年9月~2016年9月までの約1年間発売していた『プリントキャラマイド』でした。『プリントキャラマイド』を発売するタイミングで、社内で商品化したい作品を探していて、そこで「ぜひ『REBORN!』がやりたいです!」と提案したんです。ただただ作品が好きだからアイテムを作りたい!という一心でした。その後、『プリントキャラマイド』に『REBORN!』ファンのみなさまからとても好評をいただいたことも、『ふにゃんとぬい』の企画が決まった大きな要因の1つです。このほかにも、以前『一番くじ』で本作を扱っていた流れもあって、「それなら『ふにゃんとぬい』シリーズを『REBORN!』でやってみようか」と企画が動き出しました。

――ファンの方の声が、開発現場にも届いているということなんですね。

 はい。「『プリントキャラマイド』でこんなに喜んでいただいているのに、ここで企画を終わらせてしまうのはもったいないよね」という話になったんですよ。そういう背景もあって、『プリントキャラマイド』の販売終了後も何かしらできたらいいな、ということで、今回のアイテムを制作することになりました。

――大好きな『REBORN!』のグッズ開発に携われることが決まったとき、どんな気持ちでしたか?

 すごく嬉しかったですね。学生時代は自分がグッズを買う側の立場だったので、まさかグッズを作ることになるとは思っていませんでした。私も作品ファンの1人なので、とても楽しいです。この会社に入ってから、自分が好きな作品の開発をやってみたいという想いもあったので、感慨深いものがありました。

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――『REBORN!』ファンの方たちからの反応はいかがですか?

 現在『REBORN!』のグッズ情報は、ジャンプカレンダーで公開されています。そこで文字だけですが初めてこのアイテムの告知を解禁した際に、毎月ジャンプカレンダーをチェックしている方たちから「『REBORN!』がくじをやるって!」と拡散されていくのを見たとき、みなさんの期待の高さが分かり、とても嬉しかったです。

――今回の『一番くじ』はどこで発売されるんでしょうか?

 『ジャンプフェスタ2017』で販売させていただく予定です。『REBORN!』は、『ジャンフェス』でとても盛り上がる作品なんですよ。「『REBORN!』のグッズがたくさん出るから『ジャンフェス』に行こう」という方が多くいらっしゃるんです。これも今回の商品化が決まった理由の1つでもありました。ぜひバンプレストブースまで遊びにいらしてください!

――この『ふにゃんとぬい』は、“新しい形のバンプレストオリジナルぬいぐるみ”なんですよね。

 そうなんです。最近、ぬいぐるみを連れて歩く方が多いですよね。みなさん、ぬいぐるみをキャラクターの分身として、一緒に出かけたり、過ごしたりして楽しんでいるなと思いまして、どこでも連れて歩けるようなぬいぐるみを作りたいというのが構想にありました。触り心地はふわふわ、ふにゃっといった感触です。折り目があるわけではないのですが、真ん中部分の綿が少なくなっていて、そこで自然と折れるようになっています。

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――『ふにゃんとぬい』を飾るとしたら、どんなところがいいでしょう?

 ベッドの縁や、パソコン、TVの上に乗せることもできますし、このまま折らずに、クッションの上に寝かせて飾ったりしても楽しんでいただけると思います。カバンの中に入れて連れて歩くことも楽しめるのではないでしょうか。

――デザインの段階で一番苦労したのはどのキャラクターでしょうか?

 時間がかかったという点では、XANXUSです。最初はもっと怖い表情だったのですが、そこから愛らしい、みなさんにかわいがっていただけるようなデザインを目指しました。逆に早かったのはツナで、こちらは一発でデザインが決まりましたね。とにかくどの子も“かわいい”を目指して、デザイナーさんにもたくさんご協力いただいて、修正に修正を重ねて今のデザインになったので、ぜひファンの方にはお手に取っていただきたいです。

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――4人の表情も少しずつ違いますね。

 はい。同じシリーズではありますが、表情の違いや目の感じなど、キャラクターによって少しずつ変化が出ているかと思います。細かな表情の違いもぜひ注目してください! 開発全体を通して見ても、このデザインの段階が一番大変でした。

――デザインが決まってからはどんな苦労があったんでしょうか?

 今度は実際にぬいぐるみを作っていくうえで、ふにゃっとさせるためにお腹の綿を減らしてみたり、重しをどう付けるかテストしたり、くびれの部分にカーブを付けてあげたりと、いろいろ試行錯誤を繰り返しました。現時点では、まだ見本が完成した段階です。ここから次は、工場に量産品を作っていただくにあたって、また素材を探して、できあがったサンプルをチェックして…という工程になっていきます。

――通常『一番くじ』の開発には、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?

 基本的には、発売の半年~2年前から動き出します。ただこのアイテムに関しては、本格的に企画が動き出したのが『プリントキャラマイド』が好評をいただいた後押しを受けてからで、今年2016年の夏くらいからだったので、もう今急ピッチで進めています!(笑)

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▲後ろ姿も超キュ~ト♥

 

>>次ページでは、開発過程やこだわりポイントについて、もっと詳しく伺いました♪

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