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『パレットパレード』キャラクター紹介第8回:ゴーギャン【毎週連載】

2017.12.08 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

今週は人生に疲れた厭世家・ゴーギャンをフィーチャー!

 2018年夏、世界中の芸術家たちが一堂に会する育成ゲーム、『パレットパレード』が配信開始予定! 誰もが聞いたことのある偉人たちが、個性豊かなイケメン男子になっているということで、今からその全貌が気になる方も多いのではないでしょうか。

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 これまで何作ものゲームアプリやソーシャルゲームの開発・運営を行ってきた”シリコンスタジオ”が、初めて女性向けジャンルに携わることでも期待を寄せられる本作。

 このたびPASH!PLUSでは、そんな『パレパレ』ワールドに密着! 本作に登場する28人の芸術家男子を、毎週ひとりずつじっくりご紹介していきます♪ ゲーム配信スタートまで、ぜひこの連載で推しメンを見つけてみてくださいね!

 『パレパレ』連載第8回目にご紹介するのは、都会に、そして人生に疲れてしまったペシミスト・ゴーギャンくんです。

『4コマcomicパレットパレード』連載ページはこちら

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『パレットパレード』って?

 物語の舞台となるのは“パレット美術館”。とある街で仕事を探していたプレイヤーのあなたは、受付係を募集するこの美術館に足を踏み入れます。しかしこのパレット美術館、外観だけは立派なものの、館内にはお客さんの姿がまったくない、超ガラガラの施設だったのです!

 ひょんなことからこの美術館の“館長代理”を任されてしまったあなたは、状況を打開すべく芸術家たちとともに、芸術祭“パレットパレード”を構想することに……!?

・第1弾PV

空想男子は疲労度MAXにつき、自然の癒しを求めます…

「青い空、白い雲、自然に帰りたい……」

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名前:ゴーギャン
本名:Eugène Henri Paul Gauguin
主義・派閥名:ポスト印象派
CV:???
身長:175cm
誕生日:6月7日
好き:自然
嫌い:都会
趣味:空想

 髪型はゆるく一つ結び。ポリネシアンテイストを取り入れたファッションは、髪色と合わせた茶色が基調になっていますね。カラフルな小物使いがかわいいです。

 その表情からも見てとれるように、哀愁と言うべきか、鬱々としたオーラが漂っているゴーギャンくん。真面目な性格もあって一度は成功を収めた彼ですが、大きな挫折を経験。その反動で、生きる活力を失ってしまっているようです。都会の荒波に揉まれたゴーギャンくんは、その若さながらすっかり人生に疲れ果て、悲観的な厭世家となってしまいました。

 そうした背景から、規律や人工物で塗り固められた都会ではなく、自然に囲まれた穏やかな暮らしに今は憧れを抱いています。豊かな自然のなかで好きに絵を描き、思うままに生きられればどんなによいだろう…そんな空想を巡らせる時間も多いみたい。

 ほかにも、途方もない夢想にふけることもしばしば。『パレパレ』イチのリアリスト・クールベくんが見ようものなら、すぐさま顔をしかめそうですね。ただゴーギャンくん本人としても、そんな空想がちな自分に対して、ふと自己嫌悪に陥ることもあるようですよ。

■昔馴染みのゴッホくん

 ゴッホくんとは昔からの仲。暴走しがちな彼を見かねては、ついついフォローに回ってしまうことも少なくないみたいです。そんなゴーギャンくんのことを、ゴッホくんは心から信頼しています。ふたりの間にはみんなが知らない絆や、お互いだけが知る過去もあるのかもしれませんね。

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■秘密の関係!? ミュシャくん

 「服を脱ぐ癖は私の前くらいにしておいた方が良いですよ」と、爆弾発言を残しているミュシャくん(詳しくは公式サイト内のゴーギャンくんページへ!)。静かで心休まる生き方を目指すゴーギャンくんと、本人も人生も華やかそのものに見えるミュシャくんは、まったくタイプが異なる気がするのですが、ふたりの間に一体何があったのでしょうか…!?

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実際のゴーギャンってどんな人?

盛者必衰の一生を生きた、遅咲きの画家

 ゴーギャンが絵を始めたのは、20代になってからのことでした。

 10代から水夫として海に出た彼は、23歳より株式仲買人としての仕事を開始。これが見事軌道に乗り、若くして事業家としての成功を収めます。私生活でも、20代半ばには結婚もして子宝に恵まれ、順風満帆な人生を送っていました。

 そんな彼にとって、絵画は当初、ただの趣味の一環でした。しかし30代に入った頃、パリの株式市場が大暴落したことで収入が激減。そこからゴーギャンは、画家を生業とするようになっていきます。住居を移ろい、家族とも距離ができ、困窮していったゴーギャンは、しまいに憧れであったフランス領の南国・タヒチに渡るのです。

 一番の代表作である『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』は、晩年タヒチで描き上げられた大作。彼の遺書とも言えるこの作品は、ゴーギャンの精神性や死生観が存分に表されたものとなりました。

 ちなみにゴッホの誘いから、ふたりは一時期共同生活を送っていましたが、“耳切り事件”などもあって、わずか2カ月でそれは終焉を迎えています。

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▲ゴーギャンくんの描いた絵。

 “疲れる”と感じるのは、一生懸命頑張った証である、と聞いたことがあります。ゴーギャンくんが今こんなにも人生に疲れているのは、きっとそれだけ彼が真面目に頑張ってきたからなのでしょうね。一見、単なる悲観的な人と捉えられてしまうかもしれませんが、彼の過去や本心が見えてきたとき、その印象は大きく変わるかもしれません。ゴッホくんのお世話などでまだまだ気は休まらなさそうではありますが!?(笑)、ここ──パレット美術館が、ゴーギャンくんにとって少しでも心休まる場所になったらいいなと思います。

【ライターの気になるひと言】
 自然に憧れながらも、都会での暮らしを選んでいるゴーギャンくん。彼をここに留めるものは、一体何なのでしょう…?

★次回の芸術家男子は、“お調子者な愛されリーダー”モネくんです! どうぞお楽しみに♪

DATA
■『パレットパレード』
公式サイト:http://paletteparade.siliconstudio.co.jp
公式Twitter:@Palette_Parade
ジャンル:育成ゲーム
メーカー:シリコンスタジオ
価格:無料(アプリ内課金あり)
配信開始予定:2018年夏

CAST:
ゴッホ=内田雄馬
クールベ=逢坂良太
ダ・ヴィンチ=井口祐一
ルノワール=柿原徹也
レンブラント=花江夏樹
ミケランジェロ=KENN
ラファエロ=浪川大輔
ジョット=武内駿輔
ヤン=代永 翼
フーベルト=阿部 敦
モネ=羽多野 渉
バジール=増田俊樹
ミレー=赤羽根健治
ドラクロワ=中島ヨシキ
黒田清輝=平川大輔
ベラスケス=小野友樹
ヴァン・ダイク=鈴木裕斗
シスレー=ランズベリー・アーサー
歌川広重=白井悠介
マネ=新垣樽助
葛飾北斎=前野智昭
ヴァトー=岡本信彦
ミュシャ=梶 裕貴
ルーベンス=深町寿成
館長=津田健次郎

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