『ヤリチン☆ビッチ部』まさかのアニメ化に声優陣も驚愕。スペシャルステージのレポートが到着

event

2018.04.02 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　3月24日（土）に行われたAnimeJapan2018の“TOHO animation”ブースにて“新作発表スペシャルステージ”が開催。佐藤拓也さんと、代永翼さんがステージに登壇し、『ヤリチン☆ビッチ部』のアニメ化を祝福した。

　ゲスト以外の情報は謎に包まれていた本ステージ。Twitterではさまざまな作品のアニメ化が予想されており、開催前より大注目のステージとなっていた。大勢のファンが見守る中、TOHO animationレーベル5周年記念ステージ第1作品目、栄えあるステージで発表されたタイトルは……なんと『ヤリチン☆ビッチ部』！　おげれつたなか先生の大人気BLコミックス初のアニメ化となり、会場が大歓声に包まれた。

　百合絢斗役を演じる佐藤さんは、百合同様にピンクの洋服に身を包み、サングラスをかけつつも「正気!?」と何度も突っ込み、明美圭一役の代永さんは、「お話を聞いた時は驚きました！」とアニメ化について驚きの感想を語った。

yaribu_003

　ステージでは本作のキービジュアルが初公開。アニメーション制作は期待の新星GRIZZLY、そして数々のヒット作品を生み出してきた東宝がタッグを組み、クオリティの高い映像をOADで届ける意欲作だという。

　本作の舞台は山奥の全寮制男子校“私立モリモ―リ学園”。写真部に入った転入生の遠野高志だったが、そこは写真部とは名ばかり、キャラの濃い先輩たちがひしめく通称“ヤリチンビッチ部”！　“1ヵ月以内に男とセ●クスできなかったら●姦決定!?”……と、伏字だらけのあらすじが紹介されると、会場から笑いが起こる。

　物語を改めつつ、ここでキャラクターの紹介に。明美圭一について代永さんは、「可愛い見た目で天真爛漫な性格ですが、言う言葉がスゴいです。部長として、“ヤリ部”をどんな風にまとめていくか注目してほしいです」、百合絢斗役の佐藤さんは、「頭脳明晰で成績優秀な男の子。惜しむべきは、頭のネジが外れていること……」と紹介。台本を読むと、音だけであったり、文字化けの台詞が書いてあったりと、「自分の表現の限界に挑戦している感じです」と破天荒なキャラクターについて語った。

　ここでスペシャルゲストとして、原作者のおげれつたなか先生が登壇！　アニメ化の話が来た時の感想を尋ねると、「最初は信じられない気持ちでした。正直、東宝さん本当にいいのかな……と思いました（笑）」と回答。また本作のアニメ化について、「端折られがちなラブシーンも全て動くということで、とても楽しみにしています」と期待を込めてコメントを送った。

　また、ステージで初公開となったPV映像には個性的なキャラクター達のs●xシーンが紹介され、原作でも非常に人気のある名場面のクオリティの高さに会場からは大歓声と拍手が起こる。さらに、キャラソンも発売されることが決定、私立モリモーリ学園の男子生徒たちが歌う主題歌のinst.も発表された。

　OAD第1話は9月21日（金）発売『ヤリチン☆ビッチ部』第3巻アニメDVD付き限定版（幻冬舎コミックス）に同梱され、OADならでは、TV放送では実現不可能なシーンを描くという試みになっている。そして、早くも2019年にアニメ『ヤリチン☆ビッチ部』スペシャルイベントの開催も発表された。

　さまざまな新情報が解禁となり、会場の注目を集めた本作。ステージ最後には、ゲスト1人1人より、ファンへのメッセージが贈られた。

おげれつ先生：本日はありがとうございます。3月25日（日）にpixivに公開される原作最新15話では、ラブシーンを初めて20Pに渡って描いていますので、ぜひアニメと一緒にそちらも注目して楽しんでほしいです。

佐藤さん：おげれつ先生の原作を楽しみながら演じています。アニメになっても原作の良さをさらに倍増できるように、キャスト陣で力をあわせて盛り上げていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

代永さん：ドラマCDもとても演じていて楽しかったので、OADでどのように物語が展開されていくか楽しみにしています。原作を読んで世界観を楽しんで頂きつつ、アニメとの違いなども観て頂けたらと思います。全力で臨ませていただきます。よろしくお願いいたします。