“ユーリ!!! on FESTIVAL”をレポート。朗読劇では勇利が闇堕ち……!?

2017.07.17 <PASH! PLUS>

 『ユーリ!!! on ICE』史上最大規模のサマーフェスティバル“ユーリ!!! on FESTIVAL~第12.1滑走 超超超超がんばらんば!ふんどしだょ!!シーズン直前!!!長谷津くんちスペシャル!!!!~”が7月16日に幕張メッセにて開催されました。

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 本イベントには豊永利行さん、諏訪部順一さん、内山昂輝さん、羽多野 渉、本城雄太郎さん、土岐隼一さん、日野 聡さん、安元洋貴さん、前野智昭さん、久保ミツロウさんが登壇。

 出演声優陣による描き下ろし朗読劇やゲームコーナーなどが行われました。朗読劇は前中後編に別れ、その間にゲームコーナーなどが設けられていましたが、本記事では各コーナーごとにまとめてレポートをお届けします!

朗読劇

■前編

 本朗読劇の時系列は、“ユーリ!!! on STAGE”にて行われた“長谷津エキシビション 温泉 on ICE ヴィクトル with フレンズ”の翌日。

 “温泉 on ICE ヴィクトル with フレンズ”を無事に終えた面々は、長谷津のお祭り“長谷津くんち”に赴いていました。勇利はまたもや酒を大量に飲んだようで、二日酔いの様子ですが、ヴィクトルとユリオは異国のお祭りに大はしゃぎ。かっこいい曳山の数々の中に、イカのオブジェ“暗黒烏賊荒御霊(ユリオ訳:ダークイカワイルドハート)”が乗った曳山が。

 勇利はこの“暗黒烏賊荒御霊”の伝説を語ります。イカの怒りを静めるために、人々がイカに媚びたという話を聞いたヴィクトルは、次のショートプログラムに取り入れ、衣装を“ふんどし”にしよう! と提案します(笑)。

 3人が“暗黒烏賊荒御霊”に盛り上がっている一方、クリスもふんどし(ジャパニーズトラディショナルTバッグ)の魅力に取り付かれていました。つたない日本語で「私はあなたのふんどしになりたい!」と現地の人に話しかけ引かれてしまいますが、英語で「ふんどしを着たい」と正しく伝え、無事にふんどしを装着します。

 場面は再び勇利たちへ。何種類もある曳山について、ヴィクトルは勇利にたずねます。ある日消えてしまったという“アメノチホコヌシオオカミ”の名を聞いた瞬間、「チホコ……」と反応するヴィクトル。前回の“長谷津エキシビション 温泉 on ICE ヴィクトル with フレンズ”ではチホコに嫉妬し、対抗して長谷津城で逆海老反りをしていましたね……。

 そんなチホコの名を持つ“アメノチホコヌシオオカミ”は、言い伝えによると、世界が愛に包まれたときに復活するそう。そんな話をしていると、なんだか濡れている曳山がやってきます。そこには尋常ではないエロス、色気の駄々漏れ、破壊兵器ことクリスが!

 ヴィクトルに、来シーズンのエキシビションで、ふんどしスタイルで一緒に出ようと言うクリス。勇利は全力で止めますが、2人は“長谷津くんちスタイル(ふんどし)”になろうと詰め寄り……。

■中編

 中編のトップバッターはギオルギー。祭りの空気に酔いしれるギオルギーは、勇利の母に教わった俳句(ジャパニーズポエム)で思いを読み上げています。そんな彼の元に1本の電話が。電話の主は、ヤコフコーチです。どうやらユリオと連絡がとれなかったらしく、ギオルギーにユリオへの伝言をお願いします。

 と、そこへちょうどユリオが姿を現しました。ユリオは何かから逃れるようにコソコソとしています。ギオルギーは己の身に着けているふんどしを、ユリオも着るようにアドバイス。「木の葉を隠すなら森の中」、ふんどしを身に付けてまぎれてしまおうということです。もちろんユリオは断固拒否。

 その頃レオとグァンホンは、来期のプログラムについて話をしていました。ここでは実在の選手の話題が中心に。2人は実在の選手たちの活躍について触れ、大興奮していました。

 祭りを楽しむミケーレとエミルの様子も。エミルは、ふんどしを使って、来期のエキシビションでは、一緒にエアリアルスケートをやろう! と誘います。1人盛り上がるエミルに断固拒否の姿勢を見せるミケーレでしたが、やってきたグァンホンにふんどしで忍者になろうと言われると、「サーラは忍者が好きだった……!!」と声を荒げ、忍者になることを決意(つまりふんどしをつけるということ!?)したのでした。

■後編

 朗読劇もいよいよラスト。クリスとヴィクトル、そして彼らに流されふんどしを身に着けた勇利が登場。他の面々も集めよう、ということでクリスが曳山の上でローテーショナルリフトをすると、ユリオ(ふんどし着用)やギオルギー、エミルたちも大集合します。

 ここで、“長谷津エキシビション 温泉 on ICE ヴィクトル with フレンズ”に出演していたものの、今回は姿の見えないメンバーについての情報が明らかに! ピチットはデトロイトに戻り、スンギルは賢治先生(!)に振付をしてもらいに行っているそう。ちなみに、“長谷津エキシビション”に出ていなかったミケーレは、ここにくるまでサーラとカナダで来期の振付をしていましたが、サーラに帰って! と言われ、エクストリームなものが見られるという長谷津に来たことが明かされました。

 そして勇利大好きっ子・南君は、テスト勉強のために戻ったそう。彼がお祭りを題材にしたプログラムを組みたい、と言っていたと聞いた勇利は、プログラムの参考にと“長谷津くんち”の動画を送ってあげます。しかし、南が山笠を参考にしている上、自分以外の憧れのスケーターの話をしていると聞いた勇利は、だんだんと心が闇に包まれていきます!

 完全に闇(イカ)堕ちした勇利は、口からなにやら黒いもや(dark matter)を……。なんと勇利は、“暗黒烏賊荒御霊”に取り付かれてしまったのです! 絶望に取り付かれた勇利、“勝生烏賊荒御霊”となった勇利。

 彼の闇を取り除くためには、伝説の通り心を込めて歌い踊るしかない! ということで、全員で歌うことに。作詞・ギオルギーの祭りの歌を歌います。そしてヴィクトルの声で元の自分、応援してくれる皆、ヴィクトルとの関係、そこにある“愛”を思い出し、無事に元の姿に戻ることができました。

 こうして世界は愛によって救われ、満ち溢れた愛により“アメノチホコヌシオオカミ”が復活。朗読劇は幕を下ろしました。

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ゲームコーナー“長谷津くんち王決定戦!”

 ゲームコーナーは、キャストを勇利(豊永、内山、日野、前野)・ヴィクトル(諏訪部、安元、羽多野、本城、土岐)の2チームに分けたチーム対抗戦。特別な曳山に搭乗し、5つのチャレンジに挑戦しつつ会場内をぐるりと1周していくというもの。勝利チームには10万円分の佐賀牛がプレゼントされるということで、キャスト陣、特に内山さんは気合も十分。佐賀牛10万円分をかけた熱いバトルが開幕しました。

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 まず最初は“長谷津マニアッククイズ”。長谷津にまつわる映像を見て答えるクイズです。正解が出なかった場合は会場をより沸かせたほうが勝利ということに。問題は、ユリオが第2話で長谷津にやってきたとき駅前で撮影した“とある像”の正式名称は? あまりにも難易度が高すぎる問題に、両チームとも頭を悩ませながら答えますが、どちらも不正解。結果、「イカ大王!」と力強く答え会場を沸かせた内山さん(チーム勇利)の勝利となりました(なお正解は“長谷津焼曳山像”です)。

 2つ目のチャレンジは、チームごとに“会場に1人だけいそうな条件を出す”というもの。例えば、“唐津出身の人!”、“昨日も会場に来た人!”といったお題を出して、見事会場にたった1人だけ該当者がいたら勝利になります。チームヴィクトルは“プロのフィギュアスケーターである”と出題しますが、いないような雰囲気……。“プロのフィギュアスケーターの身内である”に変更したところ、該当者が2人いました。

 チーム勇利は“隣の会場で行われていたイベントに参加した人”(某アイドルの握手会)。このお題の該当者はなんと1人! 1人該当というピタリ賞で、チーム勇利の勝利となりました。

 3つ目のチャレンジは“ヨーヨー送り”。いわゆる大玉転がしというもので、各曳山からスタートした大玉を来場者が端まで送り、往復させました。白熱した戦いとなりましたが、勝利したのはチームヴィクトル!

 4つ目のチャレンジは、お祭りでよく屋台を見かける“型抜き”。制限時間1分で形を綺麗に切り出せれば勝利……というルールですが、どちらもなんだかよくわからない形になってしまい……結果は引き分けとなりました。

 ラストチャレンジは“ビッグ射的”! バズーカで的(風船)を狙い打ちます。チームヴィクトルはなんとほぼ命中させるという神業を披露!! 一方のチーム勇利はなかなか的に当たりません……。これまでのゲームで少しリードしていたチーム勇利でしたが、ここにきてチームヴィクトルに抜かされてしまいます。しかし最終ポイントはこの手のゲームではお約束、倍のポイントが与えられることに。

 チーム勇利は逆転のチャンス! と発射すると、なんと弾が的ではなく紐に当たりました。チームヴィクトルも的に当てていましたが、「紐のほうが難しいのでは!?」という意見に、ジャッジは観客にゆだねられることに。結果、チーム勇利の勝利となり、10万円分の佐賀牛はチーム勇利に贈呈され、内山さんが嬉々として受け取りました。

新情報コーナー

 新情報コーナーでは、“ユーリ!!! on MUSEUM”や“サーガ on ICE”第2弾、TVアニメシリーズの4DX上映情報などが告知。“ユーリ!!! on MUSEUM”では、等身大ヴィクトルがお出迎えしてくれるほか、会場で報道風写真などの新規描き下ろしイラスト、選手の衣装やシューズを再現したもの、そして勇利の秘蔵ヴィクトルコレクション(ジュニア時代なども!?)が展示されることが明らかになりました。

 またここでは、ロシアのエフゲニア・メドベデワさんからの応援メッセージも上映! 『ユーリ!!!』への愛や作品・キャラクターへの印象などを語ってくれました♪

ディーン・フジオカさんからのビデオメッセージ、羽多野さんのライブ!

 ディーン・フジオカさんからのビデオメッセージ、からのバトンタッチで羽多野さんのライブが行われ、イベントは終わりの時間に。

 まだまだ続いていく『ユーリ!!! on ICE』の展開に期待が高まった本イベント。最後は出演者陣からの挨拶で、幕を下ろしました。

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PASH!編集部から公式ファンブックが発売!

 PASH!編集部から『ユーリ!!!』公式ファンブック『GO YURI GO!!!』が6月19日に発売されました! 山本沙代監督&久保ミツロウ先生ほか豪華スタッフ陣の濃密制作秘話、充実のキャストインタビュー、これまでにPASH!などで掲載された描き下ろしイラストを一挙公開、設定資料と裏話などなど、内容盛りだくさんとなっています。

 表紙イラストのアクリルストラップ(4種セット)が同梱されるアニメイト限定セットも♪

 詳細はPASH!PLUSの告知記事をチェックしてください!

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©はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会