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チェブラーシカと映画『ちえりとチェリー』の中村 誠監督が、熊本支援のチャリティー活動に参加

2016.08.12 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

8月15日(月)の渋谷ユーロスペースで、映画上映後にチェブラーシカと中村監督が登壇!

©『ちえりとチェリー』製作委員会

 長編人形アニメーション『ちえりとチェリー』の企画が始動した時期に未曾有の災害、東日本大震災が起きた。

 その後、本作の監督を務める中村 誠を中心とした作り手たちは、作品を通じて「いのちの大切さ」と「想像力の可能性」というメッセージを伝えることはできないかと思案を重ね、強い想いを込めて本作を完成させた。

 通常の興行では映画館で上映することが主流となるなか、『ちえりとチェリー』は丁寧にじっくりと作品を届けていきたいという想いから、一部の都市を除き県・市・町・村などで実行委員会を立ち上げ、時間をかけてゆっくりと各地のホールや公共施設で地域上映会を中心に行っていく「スローシネマ」という上映方式を採っている。

 東北の被災地3県(岩手・宮城・福島)にて『チェブラーシカ 動物園へ行く』とともに先行上映をスタートさせ、子供から大人まで多くの親子が足を運び、とても大きな反響を呼んでいる。

 そのような活動の最中、九州地方にて熊本地震が発生した。

 「熊本地震で被災し、不安を抱える子供たちに、元気を取り戻してほしい」という想いから、『ちえりとチェリー』に込められたメッセージに共鳴し、作品に感銘を受けた熊本の子育てママのイベントコミュニティー『まみーず倶楽部』代表・渡辺幸信氏は、本作の無料上映会を企画。『ちえりとチェリー』と『チェブラーシカ 動物園へ行く』の製作関係者はその趣旨に賛同し、協力することを表明した。

 現在、2016年8月20日の熊本上映イベント実施に向けて、クラウドファンディングREADYFOR(https://readyfor.jp/projects/life1234)にて賛同者を募集している。

 今回イベントのプロジェクトメンバーであるファーストピースの高橋勇治も支援の呼びかけのため劇場に駆けつける予定だ。当日は、中村 誠監督による舞台挨拶とともに、チェブラーシカも参加し熊本の子供たちへの応援を呼びかける。

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DATA
■ちえりとチェリー

「いのちの輝き」と「想像力」がつなぐ未来のために……

INTRODUCTION:
 『ちえりとチェリー』は被災地の復興を願う想いを込めて「いのちの大切さ」と「想像力の可能性」をテーマに製作された長編人形アニメーション映画。

 大好きな父親を亡くし喪失感を抱えた少女ちえりが、いのちの輝きに触れ、新たな未来に向けて一歩踏み出そうとする心の成長を描いた冒険ファンタジーだ。

 声の出演には、主人公“ちえり”役に声優として豊富なキャリアを持つ高森奈津美、ちえりが蔵で見つけたぬいぐるみで、ちえりの空想のなかの助言者として彼女に寄り添う“チェリー”役に星野 源、ちえりの母親役に尾野真千子、さらに栗田貫一やサンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしといったそうそうたるメンバーが顔を揃える。

 また“チェリー”のキャラクターデザインをパペットアニメの最高傑作『ミトン』やオリジナル版『チェブラーシカ』の生みの親でもある、ロシアアニメ界の巨匠、レオニード・シュワルツマンが担当。新たな愛すべきキャラクターを作り上げた。

 監督はロシアの国民的人気キャラクター『チェブラーシカ』の劇場版を27年ぶりに日本で復活させて好評を博し、本国スタッフからの絶対的な信頼を得て、生誕50周年の節目にチェブラーシカ待望の新作短編『チェブラーシカ 動物園へ行く』も手掛けた中村 誠。

 長年、人形アニメと関わることで培った経験を基に、2作品に新たな息吹を吹き込み、ファンタスティックで美しい世界を生み出した。上映は、中村 誠監督作品『ちえりとチェリー』と短編『チェブラーシカ 動物園へ行く』の2本立てとなっている。

CAST:
 高森奈津美、星野 源、尾野真千子、栗田貫一、田中敦子
 伊達みきお(サンドウィッチマン)、富澤たけし(サンドウィッチマン)ほか

STAFF:
 原作・監督=中村 誠
 脚本=島田 満、中村 誠
 キャラクターデザイン=レオニード・シュワルツマン、伊部由起子
 音楽=大谷 幸 
 主題歌=Salyu
  『青空』(作詞&作曲 =桜井和寿、 編曲=小林武史)
 製作=『ちえりとチェリー』製作委員会

HP:http://www.chieriandcherry.com 

 

●『チェブラーシカ 動物園へ行く』

©2010 CMP/CP

©2010 CMP/CP

CAST:
 日本語吹替え版キャスト/折笠富美子 土田大 チョー ほか
 ロシア語版日本語字幕=ロシア語キャスト/ラリーサ・ブロフマン ガリー・バルディン 
 ドミトリー・フィリモーノフ 
※今回の『チェブラーシカ 動物園へ行く』は、「日本語吹替え版」と「ロシア語版日本語字幕」で上映します。

STAFF:
 原作=エドゥアルド・ウスペンスキーによる『チェブラーシカ』シリーズをもとにしたオリジナルストーリー
 監督=中村 誠
 脚本=中村 誠、エドゥアルド・ウスペンスキー、ミハイル・アルダーシン
 製作=フロンティアワークス 

HP:http://cheb-project.com/gotozoo

※今回『チェブラーシカ 動物園へ行く』の製作関係者は『ちえりとチェリー』の上映プロジェクトに賛同し、チェブラーシカはその活動の応援キャラクターにもなっています。

■チェブラーシカと中村 誠監督の熊本の子供たち支援のチャリティー活動
日時:2016年8月15日(月)
   10:00の回の映画『ちえりとチェリー』『チェブラーシカ 動物園へ行く』上映後
   16:15の回の映画『ちえりとチェリー』『チェブラーシカ 動物園へ行く』上映後

会場:渋谷ユーロスペース スクリーン1(渋谷区円山町1‐5 KINOHAUS)
登壇者:チェブラーシカ、中村 誠監督(予定)          
※チェブラーシカが被災地支援の募金活動を行います。
※1Fロビーでチェブラーシカとの記念撮影会を実施します。

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