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TVアニメ『ブラッククローバー』梶原岳人さん、福山 潤さん、日野 聡さんスペシャル対談 前編

2018.06.09 <PASH! 2018年6月号より>


PASH! PLUS

仲間とともに成長し続ける黒の暴牛団員たち

 6月9日発売のPASH!7月号では放送中のTVアニメ『ブラッククローバー』の梶原岳人さん、福山 潤さん、日野 聡さんのスペシャル対談後編を掲載しています。ここでは6月号に掲載されたスペシャル対談前編をご紹介いたします。

『ブラッククローバー』キャラクター

■アスタ(CV. 梶原岳人)

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■フィンラル・ルーラケイス(CV. 福山 潤)

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■ゴーシュ・アドレイ(CV.日野 聡)

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『ブラッククローバー』スペシャル対談 前編

――まずは、みなさんが演じるキャラクターの人物像をお聞かせください。
梶原:アスタは、自分が思っていることをしっかりと口に出して伝えるキャラクターです。だからこそ、周りにいるみんなもそんなアスタに心を掴まれ、「頑張らなきゃ」と思ってアスタと共に動いてくれるのかなと感じます。
福山:やっぱりアスタはいい後輩だと思いますよ。自分が傷つくことを顧みず前へ進む彼の姿に、自分の本心をさらけ出すことをためらっていた人たちも感化されて、本当の自分を出せるようになるんですから。
日野:確かに、アスタの折れない真っ直ぐさには心惹かれるものがあるのかなと。…でも正直俺は、アスタが(ゴーシュの)妹のマリーにすごく近づいているから、かなりムカつきます!(笑)
梶原:第30話では、マリーが「アスタは私のおムコさんになるんだから!」と言っていましたね。
福山:アスタはマリー以外の女性からも好意を寄せられているじゃないですか。フィンラルがモテないのに対して、アスタは何もしていないのにモテているから本当に悔しいですね!
梶原:でもアスタって恋愛に関してはすごく鈍感で(笑)。いつも「気づいてあげて!」って思っちゃいます。

――続いて、フィンラルは?
福山:気遣いができて優しい。あと、意外と一途なところもフィンラルの魅力だと思います。
日野:フィンラルは、緩急の付け方がすごく心地いいよね。
梶原:個人的には話しやすい先輩だと思っています。常に良いムードを作ってくれるし、アスタが知らないところで彼のサポートもしてくれるのが素敵です。
福山:そんなところが僕に…?
梶原:………似ています!
福山:はい。いただきました!(笑)
日野:でも確かに、フィンラルと彼を演じる潤くんがリンクして見えるときがあって。収録中の潤くんを見ていると「あ、楽しそうだな」って思うんですよ。毎回、潤くんの様子を確認するのが個人的な楽しみです(笑)。

――ゴーシュはいかがですか?
福山:見た目は上品なのに、意外と粗野で乱暴なところがありますよね。そして最初の頃は、マリーの話しかしていません。
日野:そうだね。ただ、マリー一筋ではありますが、ゴーシュの過去を知ると純粋だなと感じる面もあるんです。あとは最近やっと黒の暴牛のみんなと絡むようになってきて、彼自身、徐々に変化してきていると思います。
福山:妹と同じようにどこかで仲間のことも考えていそうですよね。僕個人としては、もしかすると、黒の暴牛のなかでゴーシュが一番アスタのことを見てくれているかもしれないと感じているんです。
梶原:僕も、ゴーシュは密かにアスタのことを気にかけてくれているのでは?と思っていますよ。
福山:そんなところが…?
梶原:…日野さんに似ています!
日野:えっ、ゴーシュの話もそういう感じで締めるの!?(笑)

――綺麗に締まりましたね(笑)。では、アスタたちが所属する「黒の暴牛」への印象もお聞かせください。
梶原:いい意味で自由な団ですよね。それぞれが強い個性を出しても、問題なく生活できているのが良いです。
福山:組織論としては、黒の暴牛は案外理想かもしれませんね。団長のヤミが指示を出してはいますけど、個々の判断でそれをやることで、結果それがチームプレイになっているし。
日野:そしてなんだかんだで、ヤミさんもメンバー個々の判断を尊重してくれるから、全体のバランスが良いのかなと思います。
梶原:ただ、黒の暴牛にはボケる人が多すぎて、しょっちゅうアスタがツッコミを入れているなと感じます…。
福山:痛感するよ。だってアスタが大人しいと、フィンラルがツッコミに回るんだから。もうすごく疲れますよ。

――ちなみに、一番ボケる人は誰?
梶原:意外とヤミ団長がボケまくっている印象があります。
福山:そしてツッコミ待ちだから、本当にタチ悪い!
梶原:しかもフィンラルに対してはアタリも強いような気が…。
日野:「オレのアッシーくん」って呼ばれて振り回されたりもするよね。
福山:ええ。なのでアニメでは、原作よりもツッコミのバリエーションを増やして対抗しようと頑張っています(笑)。

――今、お話に上がったヤミに対しての第一印象はいかがでしたか?
福山:老けているなと思いました(笑)。あの風貌で28歳ってビックリ。
日野:ほかの魔法騎士団長たちと並べたときに、ひとりだけ普通のおっさんだったよね(笑)。「この人、本当に強いのか…?」と疑問を抱きました。
梶原:僕は、タンクトップが似合っていてスゴイなと思いましたよ。

――現在の印象はいかがでしょう?
梶原:最近カッコよすぎません?
日野:カッコいいよね!
福山:ヤミの株が上昇し続けているから、みんなが引くぐらいの欠点を出していかないとバランスが取れなくなると思うんですよ。だからそろそろ、特殊な性癖とか出してください!

(※PASH!2018年6月号より抜粋)

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PASH! 2018年 06月号

PASH! 2018年 07 月号

ON AIR:
テレビ東京系/毎週火曜日夕方6:25 ~、
BSジャパン/毎週金曜日深夜0:30 ~
HP:http://bcloverjp/
Twitter:@bclover_PR
©田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

DATA
STAFF :
原作=田畠裕基(「週刊少年ジャンプ」連載)
監督=吉原達矢
シリーズ構成=筆安一幸
キャラクターデザイン=竹田逸子
サブキャラクターデザイン=徳永久美子
プロップデザイン=髙橋恒星
美術監督=前田有紀
撮影監督=國井智行
色彩設計=篠原愛子
編集=奥田浩史
音楽=関 美奈子
音響監督=髙桑 一
アニメーション制作=studioぴえろ
製作=ブラッククローバー製作委員会
CAST :
アスタ=梶原岳人
ユノ=島﨑信長
ヤミ・スケヒロ=諏訪部順一
ノエル・シルヴァ=優木かな
フィンラル・ルーラケイス=福山 潤
マグナ・スウィング=室 元気
ラック・ボルティア=村瀬 歩
ゴーシュ・アドレイ=日野 聡
バネッサ・エノテーカ=水樹奈々
チャーミー・パピットソン=安野希世乃
ゴードン・アグリッパ=松田健一郎
ユリウス・ノヴァクロノ=森川智之
ウィリアム・ヴァンジャンス=小野大輔
ミモザ・ヴァーミリオン=西 明日香
クラウス・リュネット=寺島拓篤
ノゼル・シルヴァ=鳥海浩輔
フエゴレオン・ヴァーミリオン=小西克幸
シャーロット・ローズレイ=小林ゆう
ジャック・ザリッパー=浪川大輔 ほか

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