『ムヒョロジ』村瀬 歩と林 勇によるヒット祈願＆ミニ会見レポートが到着

　 今夏放送開始となるTVアニメ『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』で六氷 透（ムヒョ）を演じる村瀬 歩さん、草野次郎（ロージー）を演じる林 勇さん、監督を務める近藤信宏さんらによる、作品のヒット祈願が行われた。オフィシャルレポートと写真が到着したので紹介しよう。

　原作は、2004年から2008年に週刊少年ジャンプにて連載されていた、西 義之さんの代表作『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』。天才魔法律家・六氷 透（ムヒョ）と泣き虫助手・草野次郎（ロージー）が、人と人外の理を律する“魔法律”を駆使して、罪深き霊を裁くダークファンタジーだ。

　ヒット祈願は、5月10日に東京・新宿の花園神社にて行われた。この日は、村瀬 歩さん、林 勇さん、近藤信宏監督の3名をはじめ、スタッフや関係者らが参加。祈祷が始まる前は和やかに会話していた村瀬さんと林さんだが、祈祷が始まると空気は一変。厳かな雰囲気の中、全員が神妙な面持ちに。お祓いをして心身を清めた後、神主より『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の大ヒットを祈願した祝詞が読み上げられ、全員で祈願。また村瀬さん、林さん、監督の3名が願いを込めた玉串を捧げて拝礼し、緊張感 に包まれる中、ヒット祈願が終了した。

　この日はヒット祈願後に会見も行われ、村瀬さんと林さんが出席。まず、ヒット祈願を終えて村瀬は「ヒット祈願に参列したことはありますが、自分が玉串を奉納したのは初めてで貴重な体験でした」とコメント。林さんも、「ヒット祈願に参列すること自体が初めてで、とても新鮮でした」と率直な気持ちを明かす。

　本作に出演が決まった気持ちについて、村瀬さんは「高校生の時に読んでいた作品だったので、自分がムヒョを演じさせていただけることのありがたさと、その反面、恐れ多いなとも思いました」と感動と不安を吐露。林さんも、「原作を読んで大ファンになった作品なので、とても光栄です。まさか自分がロージー役を演じられるなんて夢みたいです」と嬉しさを語った。

　また、役を演じる上で気をつけたポイントについて、「ムヒョはキャラクター性だけを見るとすごく奇天烈な感じにも見えます。でも、ちゃんと他の人物の空気も受け取っているキャラクターなので、そのバランス感を大事にしています」と語る村瀬さん。林さんも、「ロージーは一見泣き虫で弱気な性格ですが、少しずつ成長していく中での心の動きを感じ取りながら演じています」とそれぞれポイントを明かした。

　ちなみにこの日は、朝から雨に見舞われたが、ヒット祈願が始まる前に晴天に。「僕は晴れ男で、イベントの時に雨が降ったことは たった一回だけしかないんです！」と自慢げに語る村瀬さんに対し、林は「僕は雨男ですね（笑）。でもその力は大したことないですね」と苦笑いを浮かべ、会場から笑いが起こる場面も。

　さらに、林さんの印象について聞かれた村瀬さんは、「表情がコロコロ変わったり豊かなところはロージーと似ているし、ロージーの表情の変化の表現は林さんだからこそできる演技だと思って尊敬しました。でも性格は全然似てないですけど（笑）」と明かす。これを聞いた林さんも、 「村瀬くんがムヒョ役だと聞いた時からイメージしていた声があったのですが、アフレコの第一声を聞いたときドンピシャで、ムヒョがそこに存在しているように感じました」と、お互いに褒めあう仲の良さをみせた。

　最後に、放送を楽しみにしているファンに向け、林さんは「魔法律を駆使して悪霊を裁くストーリーですが、魔法律を通して救われる霊の姿にも感動させられるので、そこにも注目して観ていただきたいです」。村瀬さんも、「何年経っても色あせない作品だと思いますし、スタッフさんの熱量も高く、人と人とのやり取りや温かさが根幹に根付いている作品です。楽しみにしていてください」とそれぞれPRした。

DATA
■『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』
公式サイト：http://mahouritsu.com
公式Twitter：@mahouritsuanime
放送時期：2018年夏予定
ON AIR：BSスカパー！、アニマックスにて放送予定

STAFF：
監督＝近藤信宏
脚本＝鈴木やすゆき
キャラクターデザイン＝河野紘一郎
総作画監督＝只野和子、松下浩美
音楽＝川﨑 龍
アニメーション制作＝スタジオディーン

CAST：
六氷 透＝村瀬 歩
草野次郎＝林 勇
円宙 継＝神谷浩史
火向洋一＝柿原徹也
ほか 

©西義之／集英社・ムヒョロジ製作委員会