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『21エモン』90年代のアニメは凄かった!連載第6回

2016.11.13 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

シリーズディレクターは「クレヨンしんちゃん」の原恵一!

連載第6回 「21エモン」

1991年4月スタート』
『21エモン』

21エモンComplete Box [DVD]
※Amazonより

 クレヨンしんちゃんの劇場版映画シリーズのなかで、大人も泣けるとして評判となり、SMAPの草なぎ剛主演の実写映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の原案にもなった『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』や『河童のクゥと夏休み』、『カラフル』、『百日紅』など数々の劇場映画をヒットさせた原 恵氏が監督(シリーズディレクター)を担当して、制作されたのが、この『21エモン』です。
 原作は藤子・F・不二雄が1968年から69年にかけて各種メディアで展開された作品。原作発表からなんと、23年後。1981年に公開された映画『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』以来10年を経てのTVアニメ化でした。タイトルのイメージから『ドラえもん』のスピンオフ? などと思う人も多いと思いますが、原作は『21エモン』の方が先に発表されています。
 舞台は未来都市トウキョウ。主人公の21エモン、本名つづれ屋21エモンは、宇宙人の旅行者が多く訪れる大都会の片隅で江戸時代から続くホテル「つづれ屋」の21代目跡取り。将来は宇宙パイロットになりたいという夢を持っていながらも、さすが跡取りだけあって、「つづれ屋」に愛情があり家業を大きくすることにも夢をもっている。宇宙のあちこちから、風変わりなお客がやって来て、ドタバタに巻き込まれる毎日。そんななか21エモンはこつこつとチップをためるなどして資金をためて、絶対生物のモンガー、イモ掘りロボットのゴンスケと3人で宇宙へ飛び出していったことも。
 オープニング主題歌『おーい車屋さん』はジャニーズ事務所に所属していたグループ忍者が担当していました。
 
1991年4月スタートのアニメにはこんな作品もありました。

『絶対無敵ライジンオー』
『ジャンケンマン』
『少年アシベ』
『機甲警察メタルジャック』
『どろろんぱっ!』
『ちいさなおばけアッチ・コッチ・ソッチ』
『ハイスクールミステリー学園七不思議』
『アニメひみつの花園』
『シティーハンター’91』
『OH!MYコンブ』

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