TVアニメ『フルーツバスケット』石見舞菜香さん、島﨑信長さん、内田雄馬さんスペシャル座談会！「原作ファンの方にもきっと楽しんでもらえると思います。

2019.01.04 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　現在発売中のPASH！1月号ではTVアニメ『フルーツバスケット』より透役・石見舞菜香さん、由希役・島﨑信長さん、夾役・内田雄馬さんの座談会を掲載中です。そのインタビューの一部をご紹介します！

キャラクター設定画

本田透：石見舞菜香

草摩由希：島﨑信長

草摩夾：内田雄馬

草摩紫呉：中村悠一

石見舞菜香さん、島﨑信長さん、内田雄馬さん座談会！

──出演が決まったときの気持ちは？

石見　純粋にすごく嬉しかったです。周りの方からの反響もとても大きくて、改めてすごい作品に参加できるんだな、と責任を感じました。あと、私はこの作品と同い年で…。

島﨑・内田　え～～っ!?　同い年!?　

石見　そうなんです（笑）。運命的だなって思いました。

島﨑　世代的には俺がドンピシャなのかな。今30歳前後の方々が。

内田　…信長さんってそんな年上なんですか!?（笑）

島﨑　そうだよ！（笑）　

石見　25歳くらいだと思ってました…。おふたりは同い年くらいかと…。

島﨑　そんな若いと思われてたの俺!?え待って、これから急によそよそしくなるのやめてね!?（笑）

内田　（爆笑）。

島﨑　僕は『フルーツバスケット』というタイトルはよく知っていたけど、読んだのはオーディションが決まったときだったんです。でも読み始めたら、これすげぇ面白いじゃん！って。心の深い部分でのやり取りが描かれていて、連載当時も他の作品とは一線を画すマンガだったんだろうな、と思いました。

石見　少女マンガと一言でくくれないくらい深い部分が描かれていますよね。

内田　確かに。ヒューマンドラマという感じですよね。

──アフレコは始まっていると伺いました。現在、役をどのように捉えてますか？

石見　透はとても温かくて、愛し愛される人だと思います。でも透自身は愛されようと思って何かをしているわけではなくて、相手のことを第一に考えて行動できる女の子。透が素敵すぎて、最初はどうやったら愛していただけるだろうかと考えてしまうこともあったのですが、そうじゃないな、って。

　透から生まれる言葉一つひとつを大事に相手に伝えられたらいいのかなって思ったんです。透が嬉しいときは私も一緒に嬉しくなる…そういうのが透に近づける一歩なのかも、と思いながら演じています。

島﨑　由希は学校の王子さまという面が目立つのですが、彼は王子さまになろうとしてなっているわけではないんです。彼の中身はすごくかわいくてカッコよくて、繊細でもあり弱くもあり強くもあり…。そういう、由希の人間らしい部分を大事にしたくて、王子さま的な作った感じにならないように、心根にある優しさを大切に演じています。

　1話と、その後の由希を比べるとけっこう変わってきていると思うのですが、意識的に変化を強調して演じるというよりは、透との付き合いを通して自然と変わってきた感覚で演じています。

内田　夾はずっとキレてますね（笑）。でもキレるのも感情表現のひとつで、いろんなことを敏感に感じ取る人なんだと思います。でも、不器用だからキレることでしか表現できない。その不器用さが彼の個性だと思うのですが、言葉に嫌味な感じが出ないよう、正直に反応してしまう彼のまっすぐな部分を大切にしながら演じています。

　今回のアニメは全編アニメ化ということで本当に原作のストーリーを丁寧に描いてくださっていて、夾の心の動きをじっくり追うことができているので、夾の変化にも注目してもらえたら嬉しいです。

──ありがとうございました。最後に、読者へメッセージをお願いします！

石見　今回のアニメをきっかけに原作に出会う方もいると思うので、この作品に触れて何かを感じ取っていただける機会になったら素敵だと思います。

内田　とても丁寧に作っている作品なので、ぜひ期待してほしいです。

島﨑　収録してる僕らも嬉しく楽しくなってしまうほど、丁寧に、素敵に作られていて。原作ファンの方にもきっと楽しんでもらえると思います。

石見　新しいアニメとして始まることをドキドキして待ってくださる方もいるかと思いますが、キャストやスタッフさんも作品を愛して一生懸命作っているので、ぜひ楽しみにしていてください！

（※PASH!2019年1月号より抜粋）

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PASH! 2019年 01 月号 [雑誌]